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愛知県:新型コロナ感染者の誤掲載 賠償金4万円/人を支払う方針

愛知県が新型コロナウイルス感染者490人の個人情報をホームページに誤って掲載した問題(※)で、
名前が載った396人に4万円、載らなかった94人に2万円の賠償金を払う方針が発表されました。
スクリーンショット 2020-06-04 9.10.12.png
(愛知県公式HPの公表ページより抜粋
 https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/pressrelease-ncov200528.html


(※)当ブログ参考記事:愛知県のウェブサイトにコロナ感染者の個人情報を誤って一時公開
   http://www.plug-in01.com/topics/archives/38


4万円の根拠は・・・
過去の個人情報の流出事故の判例を参考にしたようです。

漏えい事故の損害賠償金額は、
漏えいした情報の内容(どのくらいセンシティブな内容か?)によって判断されることが多く、
これまでの判例は以下のようなものがありました。
スクリーンショット 2020-06-04 9.04.14.png
 

参考にされたと言われているのは、
上記の表の2007年のTBCの事件ですね。
これは、とてもセンシティブな情報(スリーサイズなど)が含まれていたので、
当時としても、漏えい事故の慰謝料の最高額と言われていましたが、
今回の件はそれを超える金額となりました。

精神的苦痛を受けたご本人にとっては、
金額では計り知れない損害があると思いますが、
自治体によるセンシティブな個人情報漏洩事故の新たな判例となりそうです。。

2020/05/28   小塚 真紀子
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