今回の改正個人情報保護法についての解説資料が、
JIPDECのサイトにアップされました。
(JIPDECのサイトから抜粋:
https://www.jipdec.or.jp/library/report/20200708.html?d)
私もいろいろとポイントを細切れにアップしていましたが、
より詳細な内容が公式な見解としてアップされていますので、
参考になりそうです。
ちなみに、個人情報保護委員会が現在公表している
施行までのスケジュールは、以下のとおりです。
★2020年7~8月に基本的な考え方を公表
★2021年1~2月のパブリックコメント募集
★2021年3~5月に政令・規則公布
★2021年6~7月にガイドライン等を公表
★2022年春頃に施行
改正部分の具体的な対応については
ガイドラインの公表を待つことになりますが、
今回は、特に広報やWeb運用、システム開発等
実務を担当される方にとって
大きな影響があると言われています。
先日のblogでも書いた「仮名加工情報」についても、
公表されているQ&Aで解説があったので確認してみましたが、
大方間違っていなかったようです。
■当日のディスカッションレポートおよびQ&A(PDF)より
Q:仮名加工情報は何に使えるのでしょうか?
↓
A:社内での分析目的での利用
マーケティングや新商品開発時は特異な情報が
重要になることがあるので、そのような場合には、
特異な情報を削除しなければならない匿名加工情報
は使えませんが、仮名加工情報であれば生データを
そのまま使うことができるので、便利でしょう。
とのこと。
やはり社内分析目的での活用を目的としているようですね。
個人的にはQAの資料がわかりやすかったです。
この他にも、気になるポイントがいろいろと解説されて
いますので、是非読んでみてください!