最近クラウドサービスネタが多くなっていますが、
気になるニュースが次々と出てくるんですよね。
さて、皆さん。
「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP、イスマップ)」
って知ってますか?
政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスを
予め評価・登録することにより、政府のクラウドサービス調達における
セキュリティ水準の確保を図り、もってクラウドサービスの円滑な導入に
資することを目的とした制度です。
(IPAのサイトより抜粋:https://www.ipa.go.jp/security/ismap/summary.html)
昨年から話題になっていましたが、
3月12日に情報処理推進機構(IPA)は、
以下の10個のクラウドサービスを、
安全なクラウドサービスリストとして公開しました。
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・OpenCanvas(IaaS)(NTTデータ)
・FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud(富士通)
・Apigee Edge(米Google)
・Google Cloud Platform(米Google)
・Google Workspace(米Google)
・Salesforce Services(セールスフォース・ドットコム)
・Heroku Services(セールスフォース・ドットコム)
・Amazon Web Services(米Amazon Web Services)
・NEC Cloud laaS(NEC)
・KDDIクラウドプラットフォームサービス(KDDI)
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今後、各府省庁は原則として登録リストの中から調達するとのことで、
四半期に1回リストは更新されるようです。
政府のお墨付きがあるクラウドサービスということで、
一般企業でも評価のひとつの基準となるかもしれませんね。
(とはいえ、最近のLINEの話もありますし、何とも言えませんが…笑)