このところ、「GAFA」に代表される”プラットフォーマー”と呼ばれる巨大IT(情報技術)企業に対する規制について、
毎日のように報道されています。
(※)「GAFA」:Google、Apple、facebook、Amazonの頭文字
これらのプラットフォーマーは、膨大なユーザのデータを保有しており、
それらを利用して様々なサービスを展開していますが、
私たちもそれらを利用せずに生活することはほぼ不可能という時代になりつつあります。
そんな優越的な立場を利用して、
個人情報を不適切に利用することがないように!
という規制の動きが出てきています。
具体的には、
・個人情報を必要な項目以上に収集したり
・利用目的を明確にしないで取得・利用したり
・知らないうちに第三者に提供されていたり
といったことが起こらないように、といったこと。
最近では、独占禁止法の側面から規制するための指針案も公表されたりしています。
https://www.jftc.go.jp/soshiki/kyotsukoukai/kenkyukai/platform/index.html
(公正取引委員会のHPから抜粋)
そして、個人情報保護法にももちろん大きく関係してきます。
私も日々いろいろなことを検索しますし、
買い物もどんどん電子マネーやクレジット決済を使うようになっていますし、
住所や氏名、クレジットカード情報だけでなく、
検索した履歴や、読んでいる本、観ている映画、購入したモノ…などなど。
いろいろ紐づけられると「私」という人間がどんな人間かまでわかってしまうだろう、という状態。
その情報を不正に利用されないよう、
アカウント情報(ID/PW)を個人がしっかり管理することはもちろんですが、
プラットフォーマーが裏でどんな管理をしているのかもとても気になるところです。
そんな中、Appleが先頭を切って情報を公開しました。
https://www.apple.com/jp/privacy/
(AppleのHPから抜粋)
これ、個人的にキュンキュンします(笑)
キャッチ―でわかりやすい言葉と視覚的な見やすさが、
よくある”ちゃんとココに書いてあったでしょ!(←小さくて読めんやん!不親切!)”
という企業側目線ではなく、ユーザにとってのわかりやすさが意識されてるなーと感じます。
技術的なことがわからなくても、ある程度理解できる平易な言葉で書いてありますので、
是非皆さんも読んでみましょう!