もうすっかりAIの業務利用が進んでいる企業も多いと思いますが、
ようやく国のガイドラインが発行されましたね!
経済産業省及び総務省で、既存のガイドラインを統合・アップデートし、
広範なAI事業者向けの統一的で分かりやすいガイドライン
「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」を取りまとめたとのこと。
これはチェックしなければ。
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(https://www.meti.go.jp/press/2024/04/20240419004/20240419004.html)
まずは目次から。
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「AI開発者」「AI提供者」「AI利用者」に分けて記載されているようです。
それぞれの定義は以下の通り。
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現状ではほとんどの事業者は、
「AI利用者」に該当すると思います。
ざっくり読んでみたまとめ。
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◼️このガイドラインは、AI開発・提供・利用にあたって必要な取組についての基本的な考え方を示すもの。
◼️このガイドラインの対象は、事業活動においてAI開発・提供・利用を担うすべての者(政府・自治体等含む)。
◼️AIの事業活動を担う主体として「AI開発者」「AI提供者」「AI利用者」の3つに分けて留意点を規定している。
◼️第1部は用語の定義、第2部が基本理念、共通指針、ガバナンスの構築、第3部以降が各主体(3つ)の留意点、という構成。
◼️自組織の立場(開発?提供?利用?)に応じて第3部以降をしっかり読んで実践することが大事。
(P21の表がまとまっていて分かりやすい)
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例えば、「第5部のAI利用者に関する事項」を見てみると・・・
こんな感じで、上の表の項目ごとに留意点が記載されています。
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とても分かりやすい!というのが、個人的な第一印象です。
このガイドライン自体は、35ページしかないのでさらっと読めます。
これでは具体的に何をしたら良いのかわからない!という場合のために、さらに別添の資料があるという。
この別添資料のボリュームがなんと157ページ!!
出力しようとしましたがページ数を見てやめました(笑)
関係のある部分だけ参照する感じで良いと思います。
社内でAIガイドラインを作る(すでにある場合は見直す)場合の参考になると思いますので、まずは、本体だけでも、ぜひ読んでみることをお勧めします♪