またまたランサムウエア感染のニュースです。
6月13日ごろから、株式会社プロットのサービスが
ランサムウエア攻撃の影響で利用できない状態となっています。
影響範囲は、以下クラウドサービス:
Smooth File、Smooth File ネットワーク分離モデル、Temp Box、Temp Box メール無害化モデル、
Mail Defender、Fast Sanitizer、CYAS、ホスティングサービス
(株式会社プロットのHP:https://www.plott.co.jp/index4.html)
Smooth Fileなどは、多くの自治体等でも利用実績があったはずなので、
かなり影響が大きいのではないかと思われます。
そして、原因がまたVPN機器の脆弱性のようなので、
それも気になります。
これだけVPN機器の脆弱性が問題になっているのに、
やはりまだまだ対応できていなかったということでしょうか。。
クラウドサービス事業者のランサムウエア感染事故が相次いでいますので、
クラウドサービス提供事業者も利用事業者も、
それぞれができる対策を、この機会に再確認してみる必要がありますね。
それにしても、株式会社プロットの対応は、
先日のエムケイシステムと比べると迅速なように見えます。
ホームページの情報公開もタイムリーな感じですし、
何より、トップページに今回の障害に関する内容だけを掲載しているのは、
なんだか潔いですね。
事故発生時の対応(公表事項や臨時処置等)の良し悪しによって、
評価が大きく分かれるので、
こういう対応方法についてもとても参考になります。
随時情報がアップされているようですので
今後も要チェックです!