個人情報保護法が改正されました!(チェックツールも作ってみた)

先日、個人情報保護法が改正されたのをご存知でしょうか?
令和8年7月10日に国会で成立、7月17日に公布されました。今回はいわゆる「3年ごと見直し」の集大成ということで、かなり大きめの改正です。
私自身、業務でお客様のPマーク・ISMS支援をしていることもあり、「これはちゃんと押さえておかないと」と思い、公開されている資料を読み込んでみました。読めば読むほど範囲が広くて、正直ちょっと大変でした(笑)
とはいえ、内容自体はざっくり言うとシンプルで、今回の改正は大きく2つの動きが同時に起きています。
① データを使いやすくする新しいルートができた
統計づくりやAI開発のためにデータを使う場合、条件を満たせば本人の同意なしでも使えるようになりました。
ただし「公表する」「目的外に使わない」といった条件がセットになっているので、「なんでも自由に使える」というわけではなさそうです。
② 会社として対応・体制を見直す必要が出てくるルール
新しく「課徴金」という制度ができて、違反で得た利益に相当する金額を国に納めることになる仕組みが導入されたのが目立つポイントですが、それだけではありません。
顔認証データ(特定生体個人情報)の周知義務、16歳未満のこどもの情報の扱い、外部委託先が守るべきルールの明文化、オプトアウトで第三者にデータを渡す際の確認義務など、会社側でチェック・対応しておきたい項目が色々と増えています。
罰則の金額や刑期も引き上げられました。
施行はこれからで、罰則関係の一部は来年(令和9年)1月17日から先に始まり、残りの本体部分は再来年の7月16日までの間に段階的に施行される予定です。
法務部があるような大企業はすでに対応が進められいると思いますが、ほとんどの企業はこれから順次・・という感じかと思います。
どちらにしても、Pマーク取得企業じゃなくても、法律ですから対応は必須!
とはいえ、条文を全部読むのはさすがに大変…ということで、自社に何が関係しそうかをチェックできる簡易ツールを作ってみました。
チェックを入れていくと、自社に関係しそうな改正ポイントを
① データを使いやすくする新ルート
② 会社として対応・体制を見直す必要が出てくるルール
の2つに分けて表示してくれます。
ポイントや用語解説もつけました。
▼チェックツールはこちらから
https://p-law.plug-in01.com/

法律の話はどうしても堅くなりがちですが、まずは「自社にどこが関係しそうか」を掴むきっかけとして、気軽に使ってみていただけたら嬉しいです。
もちろん簡易チェックなので、正式な対応は専門家の確認も忘れずに。
まだ具体的に明確になっていない部分もあるので、
私も引き続き、続報が出たら追いかけていきたいと思います。

